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  • 執筆者の写真くるすぃー

YamanashiGamingParty2020 in 「UNDERNIGHTIN-BIRTH Exe:Late[cl-r]」家庭用交流対戦会レポート

総勢50名を超える参加者!山梨県でeスポーツの新たな可能性!


「YamanashiGamingParty2020」で「UNDERNIGHTIN-BIRTH Exe:Late[cl-r]」の交流会と対戦会を開催した。

 2月23日、山梨県甲府市にあるAMUSEMENT BAR BRAVEにてYamanashiGamingParty2020が開催された、その中でのメインイベントは、2月20日に発売されたばかりの新作である、UNDERNIGHTIN-BIRTH Exe:Late[cl-r]の交流会(以下交流会)と1Dayトーナメント山梨大会(以下大会)であった。

 今回のYamanashiGamingParty2020は山梨県eスポーツ協会が開催するeスポーツの大きなイベントで、今回が初開催であった。

 さらに、その中で行われたUNDERNIGHTIN-BIRTH Exe:Late[cl-r]の交流会と大会はアークシステムワークス様の公認で行われた。


山梨県でeスポーツを

 山梨県というそもそもeスポーツ文化の根付いていない地、また初めての開催ということで、運営的にも不慣れな部分や、不安も大きくあったが、各種協賛企業様や、アークシステムワークス様の協力のもと、予想を超える人数で開催することができた。

 参加者の協力で、台数も13セット用意することができ、会場設営協力をいただいたVLOO様の力や、AMUSEMENT BAR BRAVEの雰囲気と相まって、最高の空間を作ることができた。

 最終的には見学者を含め50名を超える参加者となり、大きな盛り上がりを見せた。参加者としては、地元山梨のプレイヤーを中心に、プロゲーマーのGEEKS PRO GAMING所属のLibekichi選手を始め、関東勢の遠征者や、愛知、大阪、岡山からも参加する姿が見られた。

GEEKS PRO GAMING所属のLibekichiプロも積極的に交流しながら対戦をしていた。


新しい風

 前作のUNDERNIGHTIN-BIRTH Exe:Late[st]をやりこんだプレイヤーも多く、その面々が参加していたのはもちろんだが、UNDERNIGHTIN-BIRTH Exe:Late[cl-r]は新作ということで、まだ始めたばかりのプレイヤーも参加していた。さらに印象的だったのは、eスポーツというものに興味を持って、見学者として参加したという方がいたということだ。

 実際格闘ゲームのコミュニティは新規参入がそこまでおらず、新規獲得に難しい状況にある、しかし、eスポーツというものを体験してみたいという人は少なからずおり、それらの方の需要に応えることができたことは非常に収穫だった。

 それらの方々も、会場の熱気に圧倒されながらも、自分もやってみたい等の前向きな発言が多くみられた。

交流会会場の様子。様々なプレイヤーが各々、各所で、盛り上がっていた。


ノベルティがもらえるじゃんけん大会

 今回アークシステムワークス様とAOC様から協賛品としてノベルティをもらい、それらをじゃんけん大会で配布した。

 アークシステムワークス様からはポスターとポストカードを、AOC様からはゲーミングバッグを提供していただき、配布することができた。

 じゃんけん大会では、初心者も上級者も関係なく平等に参加し、ノベルティを配布することができた。普段の対戦と同じくらい、じゃんけんで一喜一憂する参加者の姿がそこにあった。

じゃんけん大会は、普段もらえない品をもらえるということで、大盛り上がりであった。

じゃんけんで勝ち残り、アークシステムワークス様からのノベルティの非売品ポスターをもらった参加者。


メインイベントの山梨大会へ

 交流会も終盤に近付き、ついに大会の時を迎えた。今回の大会は1先のシングルエリミネーションで行われた。6ブロックに分かれた参加者が決勝トーナメントに進む形式で行われ、画面を見る表情は、先ほどの交流会の時とは打って変わって、真剣で熱いまなざしになっていた。

 6ブロックの一位の人がまずは決勝トーナメントに進み、6ブロックの二位の人が決勝トーナメントに復活することのできる、敗者復活戦も実施された。

大会はまさに真剣勝負。


トーナメントもあっという間に進行し、最終的に決勝戦に残ったのは、時間切れ選手とCROW選手であった。

CROW選手は前作のUNDERNIGHTIN-BIRTH Exe:Late[st]でもメルカヴァのキャラクターランキング一位の猛者であり、また時間切れ選手も前作のリンネのキャラクターランキング一位であり、先月開催されたEVOJAPANでも準優勝している猛者だ。

お互いのプレイヤーが、すでに新しい動きを取り入れており、非常に新作感を感じる決勝戦となった。

 結果、時間切れ選手を退け、優勝したのはCROW選手であった。

 優勝したCROW選手には山梨県eスポーツ協会から、賞状が授与され、会場からは割れんばかりの拍手や声援が響いていた。

優勝したCROW選手に賞状を渡す、山梨県eスポーツ協会代表石川遼氏。


終わりに

 山梨で行われたUNDERNIGHTIN-BIRTH Exe:Late[cl-r]の交流会と大会。参加者からは満足の声が多かった。しかし、運営側としては若干の不手際が多く、申し訳ない気持ちもあった。

 しかし、終了後の参加者や、スタッフから、またやりましょう!ぜひやってください!と様々な人の笑顔をもらえたのが一番の収穫だった。

東京でもなく、大阪でもなく、名古屋でもない。人口80万人程度の山梨県。そんな県でも開催することのできるeスポーツとしてのイベント、そしてUNDERNIGHTIN-BIRTH Exe:Late[cl-r]。今後も継続して実施していけるのであれば実施していきたい。

 公認をくれたアークシステムワークス様、素敵なゲームをつくってくれたフランスパンの皆様と、芹沢鴨音様、協賛企業の101様、AOC様、VLOO様、そして参加された皆様に感謝を。


 また山梨で会いましょう。


ⒸFRENCH-BREAD / ARC SYSTEM WORKS

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